やさしい税務会計ニュース
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文書作成日:2019/03/12
確定申告書を提出する前に死亡した場合の手続き

[相談]

 個人で事業を行っていた父が平成30年分の確定申告書を提出する準備をしていたところ、平成31年3月5日に脳梗塞で倒れ、5日後の3月10日に亡くなりました。結局父は平成30年分の確定申告書を提出していないのですが、この平成30年分の確定申告はどのようにしたらよいのでしょうか?


[回答]

 平成30年分の確定申告はお父様の相続人が手続きを行います。この場合の手続きは“準確定申告”といい、当該準確定申告書の提出及び納付期限は、平成31年(2019年)7月10日となります。


[解説]

 確定申告書を提出すべき者がその年の翌年1月1日から当該申告書の提出期限までの間に当該申告書を提出しないまま死亡した場合には、その者の相続人が、原則としてその相続の開始があったことを知った日の翌日から4ヶ月以内に、その提出すべき年分の確定申告手続きを行います。これを“準確定申告”といいます。

 ご相談の場合には、平成30年分の確定申告書の提出期限である平成31年3月15日までに当該申告書を提出することなく、平成31年3月10日にお亡くなりになっています。そのため、お父様の相続人が、3月11日から4ヶ月以内、つまり7月10日を期限として、平成30年分の準確定申告書を提出し、納付税額が発生する場合には納税します。

 なお、お父様の平成31年分の確定申告についても、平成30年分と同様に相続人が手続きを行います。この場合も平成30年分と同様、原則としてその相続の開始があったことを知った日の翌日から4ヶ月以内の手続きとなることから、7月10日までに準確定申告書を提出し、納付税額が発生する場合には納税することとなります。


[根拠法令等]
 所法124、125、129


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西岡公認会計士事務所

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